初めてでも簡単に会社設立手続が出来る方法(大阪府吹田市) ③役所等への書類提出

株式会社設立

みなさん、こんにちは!

大阪府吹田市で近藤会計事務所を運営している近藤です。

公認会計士・税理士・ファイナンシャルプランナー・認定経営革新等支援機関の資格等を元に日々奮闘しています。

知っていますか?株式会社の設立は、今回利用したfreeeのツールを使えば意外に簡単にする事が出来るんです。

今回の記事では、初めてでも簡単に会社設立手続が出来る方法(大阪府吹田市)の第3弾(最終)記事です。

第1弾と第2弾は以下のリンク先にて書いていますので、初めから会社設立の手続をやるぞ!という方はこれらもご覧ください。

→初心者でも簡単に会社設立手続をイチから行う方法①

→初心者でも簡単に会社設立手続をイチから行う方法② 設立カテゴリーの入力

設立カテゴリーの入力をします

第2弾の記事では設立カテゴリーまで入力を完了させています。

最後は始動カテゴリーの入力になります。

会社の登記は完了しましたが、実際に会社を運営していくためには、様々な機関に様々な資料を提出しないといけないんですね。
こういった所が、会社を設立するのは大変と思われる要因かもしれないですね。
しなきゃいけない事を1つずつ丁寧に説明していきますね。

では、残りの作業は何があるのか、全体像を見ておきましょう。

始動カテゴリー 全体像

 

年金事務所と税務署と都道府県税事務所と市町村役場にいかないと行けないんですね。

さらに、年金事務所と税務署はいつまでに行かなければならないかを教えてくれるので便利です。

では、それぞれの場所に何を持って行けば良いのか、1つ1つ見ていきましょう。

1.年金事務所に行く

最初は年金事務所です。

年金事務所へ行く目的は、設立しようとしている株式会社で社会保険の健康保険や厚生年金保険に入るための手続を行う事です。

株式会社はこれらの加入が義務づけられていますので、しっかりと加入しておきましょう。

持ち物は、2つです。

①健康保険・厚生年金保険新規適用届→ダウンロードボタンを押して、記載例を見ながら書きましょう。

②登記事項証明書(原本)→第2弾の記事の質問11で登記事項証明書交付申請書を出しているので、お手元にあるはずです!

年金事務所

地図や住所まで出してくれるのはありがたいですよね。

いちいちgoogleなどで調べなくても良いので、手間が省けます。

2.税務署へ行く

次に行かなければいけない所は税務署ですね。

税務署に行く目的は、いくつかありますが主な目的は以下の通りです。

①法人として設立しましたよ。法人税払うようになるのでよろしく!

②青色申告したいので、申請書出しますよ!

③役員報酬や給与支払をするから、必要に応じて源泉徴収ちゃんとしますよ!

④源泉徴収するけど、支払は半年に1回にさせてね!

税務署に行く

入力は上記の通りです。

税理士をつけないのであれば、税理士欄は空欄で構いませんよ!

これらが入力出来たら、以下のまとめてダウンロードというボタンを押して、必要書類を一式でダウンロードしましょう。

ダウンロード

今までに入力していた内容が、書類に反映された上で、ダウンロードされます。

これが便利ですよね!

3.都道府県税事務所へ行く

次は、都道府県税事務所へ行かないといけません。

都道府県民税事務所に行く目的は、法人設立したから法人県民税や事業税払うからね!というのを申請しに行く事です。

都道府県税事務所行くのカテゴリーでは、持ち物は多くありませんが、漏れないように準備していきましょう。

都道府県税事務所

税金といっても、法人税と消費税は税務署、法人県民税と事業税は都道府県税事務所、法人市民税は市役所という風に、管轄している所が違うんですね。。この辺も一般の方には中々理解しづらい所ですよね。

さらに社会保険は、そもそも税金ではなくて、年金事務所が管轄しているという事も理解が面倒くさい要因の1つだと思います。

 

4.市町村役場に行く

いよいよ最後です。

市町村役場に行きましょう。

市町村役場に行く目的は、法人設立したから法人市民税を払うからね!というのを申請しに行く事です。

市町村役場

都道府県税事務所と持ち物は同じですね!こちらも漏れないようしっかり準備していきましょう。

株式会社設立前には税理士に相談することがおすすめ

紹介した”会社設立freee”を利用すれば、登録免許税など必須のお金以外は原則無料で定款や登記書類等を作成・提出する事が出来ます。

ただし、実際の会社設立前には税理士に相談する事をおすすめします。

なぜなら、会社設立時には国や地方自治体から創業支援・補助金・助成金といった形でお金がもらえる可能性があるからです。

一般の方だと、その創業支援・補助金・助成金の事を全く知らない方も少なくありません。

また、創業支援・補助金・助成金の事を知っていたとしても、補助金等を受け取る要件は満たしているのかといった事や、審査を通りやすくするための方法まで具体的に把握されている方は少数だと思っています。

勿論、ご自身で調べて事業計画等の必要書類を作成しそろえる事も可能です。

ただし、それには時間と手間が多くかかりますし、経験豊富な税理士にお願いする方が、審査が通りやすく資金を受け取れる可能性が上がると思われます。

絶対に審査が通るという明言は出来ないかと思いますが、検討する余地は十分にあります。

うまくいけば500万円以上の補助金等を調達出来る可能性もありますので、税理士の利用について検討をしてみてはいかがでしょうか。

最後に、税金対策はその場しのぎだけではなく、会社設立時から長期的な視点で行う事で有意義な対策もあります。

これらを踏まえて、税理士の利用を検討する際には、創業・開業・融資・節税・相続・贈与などの目的別に特化した、お住まいに近い税理士を探すことの出来る

→税理士ドットコム

がおすすめです。

様々な税理士を比較・検討が出来るので、税理士報酬や自分の考え方に合った税理士を探すことが出来ますよ!

税理士ドットコムを利用せずに近藤会計事務所に直接お願いしていただきたいという気持ちもありますが、お客様が満足するのが一番ですのでご紹介させていただきました。

始動カテゴリーの入力 まとめ

今回の最終記事では、”会社設立freee”を利用して、以下の3つのカテゴリーの内、最後の始動カテゴリーを完成させました。

最後まで記事を利用していただきありがとうございました。

  1. 入力カテゴリー…質問が11つあります。事業内容や資本金など少し考える項目があります。
  2. 設立カテゴリー…質問が12つあり、実際に公証役場に行く等の足を動かさないといけない項目があります。
  3. 始動カテゴリー…提出書類のダウンロードや提出書類を役所等に提出します。

始動カテゴリーは入力するような項目はほとんどないため、ある程度、スムーズに進むのではないでしょうか?

実際に役所等に行くのは時間がとられますが、これで最後だと思って頑張りましょう。

入力カテゴリーの入力方法等を参考にしたいという方は、以下の記事をご参照下さい。

→初心者でも簡単に会社設立手続をイチから行う方法①

設立カテゴリーの入力方法等を参考にしたいという方は、以下の記事をご参照下さい。

→初心者でも簡単に会社設立手続をイチから行う方法② 設立カテゴリーの入力

最後になりますが、今回の”会社設立freee”を利用すると株式会社運営に必須となる銀行口座の開設や、会計ソフトの導入等もイチからするより、簡単に行う事が出来るので利用したい方は検討してみてはいかがでしょうか。以下のリンクよりご利用下さい。

→会社設立freeeを無料で利用したい方はこちら

投稿者プロフィール

ykondo
ykondo
近藤会計事務所の所長をしています。
大手監査法人での経験を生かして、質の高い税務・会計・経営分析情報の提供を誰もが納得出来る形で説明するように心がけています。



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