税理士が大同生命の保険代理店になるまでの体験談① 税理士とお客様のメリットは?

保険代理店

みなさん、こんにちは!

大阪府吹田市で会計事務所を運営している、近藤会計事務所の近藤です。

公認会計士・税理士・ファイナンシャルプランナーの資格を元に日々奮闘しています。

税理士が保険代理店をする。

税理士業界では珍しくありません。

税理士、公認会計士、2級ファイナンシャル・プランニング技能士の私が、どのように大同生命の保険代理店になったのか。

自身の体験談を元に紹介します。

なお、保険代理店の仕組みを知らない方のために、最初に保険代理店とは何か?税理士が保険代理店を行う事の税理士側のメリットとお客様側のメリットをお伝えいたします。

保険代理店は何をするの?

保険代理店とは何か?

という事について説明します。

保険代理店になると、保険会社との委託契約により保険会社の代理人として保険契約を締結等する権限が与えられます。

具体的には、以下のような業務を行います。

  • 保険商品の勧誘
  • 保険の対象確認
  • 保険商品の説明
  • 重要事項説明
  • 契約・変更・解約手続

では、保険代理店になる事で、税理士側とお客様側にはそれぞれどのようなメリットがあるのでしょうか。

税理士が保険代理店となるメリット

税理士側のメリット

  1. 仕事の幅を広げる事が出来る
  2. 保険知識がプライベートでも利用出来る

大きくは上記の2つになります。

保険代理店になると、税理士からお客様に保険を紹介してお客様が保険に加入してくれれば、税理士は保険会社から報酬をいただける事になります。

また、税務だけではなく保険提案も行う事によって、お客様へのサービスの量・質が向上し、お客様の満足度が高くなります。

お客様に保険を紹介するためには、自身の保険知識を向上させる必要があります。

保険知識を向上させた結果として、その保険知識を自身の保険見直しにも利用出来るようになり、ライフスタイルに合致した保険に入り続けられることになります。

これらが税理士側のメリットといえるでしょう。

お客様側のメリット

  1. 会社や個人の財産・資金状況に合わせた保険の提案を受けられる
  2. 相続・事業承継を見越したベストな保険の提案を受けられる

お客様のメリットは上記の2つになります。

お客様からすれば、保険会社から保険を勧められるのと、税理士から保険を勧められるのとではどちらが良いのでしょうか?

税理士の報酬のメインはあくまで税務報酬です。

高い保険報酬率だけを目的として保険を取るよりも、お客様との良好な関係を崩さずに末永くお付き合いする事の方が税理士にとっては重要です。

そのため、保険会社のセールスと違って、お客様にとって必要のない保険報酬率の高い保険を無理矢理に提案する事はありません。

そして、家族以外で最も会社や個人の事を知っているのは税理士です。

このように保険会社のセールスマンに比べて、税理士の方がお客様の親身になって対応してくれ、会社や個人の財産・資金状況・相続・事業承継等を見越した的確な保険の提案を受けられる可能性が高くなる事が、お客様側のメリットといえるでしょう。

私が大同生命の保険代理店になるきっかけの電話

ある日、一本の電話が私のスマートフォンにかかってきました。

何故、私のスマートフォンの電話番号を知っていたのでしょう?

税理士登録の際には、名前や住所・電話番号等を書いて税理士会に申請書を提出します。

無事に申請が受理され、税理士登録がなされると官報に公告されます。

また、私は事業を行うに際して事務所のホームページを開設して電話番号を載せています。

具体的にどこからの経由で私の電話番号を知り、電話をかけてきたのかはわかりませんが、上述の通り私の電話番号を調べる術はあります。

知らない番号からの電話だ。
もしもし、近藤会計事務所の近藤です。
私、うんたらかんたらの佐藤(仮名)と申しますが、近藤佑大先生のお電話でよろしかったでしょうか。
担当者
担当者
すいません。うんたらかんたらは聞き取れませんでした…

はい、そうですがどのようなご用件でしょうか?
節税保険と呼ばれていた従前の保険が、国税庁の指導等によってメリットがなくなり、顧問先の方々においても保険設計を再度提案するには、良いタイミングとなっております。
担当者
担当者
このような状況に鑑みて、先生に大同生命の保険代理店となっていただきたいと思いお電話させていただきました。一度直接お会いしてお話を聞いていただけませんでしょうか。
担当者
担当者
そうなんですね。分かりました。お話を伺わせていただきます。

電話セールスの方は、すんなり話を聞いてくれる私の姿勢に驚いたのか、少し動揺した様子で言葉を続けてくれました。

次に話す内容は、もっと食いついてもらう為の話か、断られた時の話を準備していたんだろうなぁ

私がすんなりと電話セールスの方の提案を受け入れたのは、そもそも独立する際に、2級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を生かして保険も提案出来るようにしようと決めていたためです。

え?あ、ありがとうございます。それでは、その旨をうんたらかんたらに連絡致します。なお、直接事務所へお伺いさせていただきたいのですが、ご都合の良い日時はございますでしょうか?
担当者
担当者

うんたらかんたらは聞き取れていません…

6月であれば12日と13日、24日以降であれば都合をつけられます。
では、担当の予定を確認致しますので、少々お待ちください。(電話の待機音)・・・お待たせしました。6月13日の午前であれば日程の調整が出来ますが、よろしかったでしょうか?
担当者
担当者
承知しました。それでは6月13日の11時にお待ちしております。
はい、それではよろしくお願いいたします。
担当者
担当者

これが、私が大同生命の保険代理店になるきっかけとなった電話のやりとりです。

私より前に税理士として独立した先輩からは、保険代理店やりたいんなら、待ってたら勝手に保険会社から電話はかかってくるよ。

と言われていたので、ついに電話が来たなぁという感じでした。

税理士が保険代理店になるまでの体験談① まとめ

今回は、税理士となった私が、大同生命の保険代理店になるまでの体験談をまとめました。

また、税理士が保険代理店になるメリットとお客様側のメリットなども合わせて紹介しました。

保険代理店になる税理士側のメリット2つ
  1. 仕事の幅を広げる事が出来る
  2. 保険知識がプライベートでも利用出来る
保険代理店となった税理士から保険提案を受けるお客様側のメリット2つ
  1. 会社や個人の財産・資金状況に合わせた保険の提案を受けられる
  2. 相続・事業承継を見越したベストな保険の提案を受けられる
大同生命の保険代理店となるきっかけ

元々、2級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を生かして保険も提案出来るようにしよう!と考えていた私に、何の前触れもなく大同生命の担当の方より保険代理店になりませんか?という電話がありました。

この電話が、大同生命の保険代理店となるきっかけでした。

電話担当者とのやりとりを体験談として書かせていただきましたが、次回の記事は6月13日に事務所に来られた担当者とのやりとりを体験談で書かせて頂きます。

投稿者プロフィール

ykondo
ykondo
近藤会計事務所の所長をしています。
大手監査法人での経験を生かして、質の高い税務・会計・経営分析情報の提供を誰もが納得出来る形で説明するように心がけています。



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